
会社の同僚に誘われ、巷で話題になっている「井上雄彦 最後のマンガ展」に行って
きた。上野公園の上野の森美術館にて展示中。
久々に上野公園にやってきたが、けっこうにぎわっていた。マンガ展効果か!?そして
看板には本日のチケット完売との案内が。今回は同僚が事前に予約してチケットを
ゲットしておいてくれたのでよかったが、ホント人気あるのなー。

さて美術館に向かうと、外壁に井上雄彦のバガボンドイラストがでかでかと描かれて
いた。そして長蛇の列・・・並んでいる世代はやはりスラムダンク世代がけっこう多い
ように見えた。カップルも多いが、けっこう同性の友達同士も目立つ。
並ぶこと20分程度。やっと中に入れた。
うわっ、混みすぎ!ちょっと1歩前に進むのにも数分かかりそうなくらい人が絵に
群がっている。まあ、土日の美術館なんてそんなもんかとあきらめて見始める。
展示内容は、バガボンドの最終話にふさわしい書き下ろし作品といったかんじ。事前
にバガボンドを読んでおかないと、ただ単に額に入れられたマンガ絵を見てまわる
だけになる。かくいう私も昔モーニングで読んでいただけで、ほとんど知識はない。
まずったなぁ。
書き下ろしページは100ページを越え、なかなか見ごたえはあるものであった。
ただし、あくまでマンガ絵としてうまいなぁという印象であり、これが芸術なのかと
言われるとはてなマークがつく。
こういう企画展をやられるとホント芸術というものの基準なんてないもんだなと
感じる。だって世の中にはマンガなんか娯楽であり低俗なものだと見る人もいる
だろうし(私はそうは思わないが)。
ダラダラと一通り見て終了。マンガで出して、それを読めればよいかなって印象。
でも、白と黒のベースで描かれており、濃淡の表現は見事だった。
スポンサーサイト
------------------------------
「ポチっとな」と押したってください
テーマ : 雑記 - ジャンル : 学問・文化・芸術